こんにちは。『Nozaki Music Class』講師の野崎玲欧(のざき れお)です。
数ある音楽教室の中から当教室のウェブサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
前回のコラム「オンラインレッスンの効果的な活用法①」では、オンラインレッスンの概要と「学習環境の整え方」「目標設定の重要性」についてご紹介しました。今回は、さらに効果的な活用法を3つご紹介します。これらを取り入れることで、オンラインレッスンをより充実したものにできるはずです。
1. 講師とのコミュニケーションを大切にする
オンラインレッスンでは、対面レッスンと比べて非言語的な要素(表情や細かな動き)が伝わりにくい場合があります。そのため、講師と積極的にコミュニケーションを取ることがとても大切です。
• 疑問点や目標を積極的に共有する
レッスン中に分からないことがあれば、その場で講師に質問しましょう。曖昧なままにせず解決することで理解が深まり、効率よく学習を進めることができます。また、「この曲をこんなふうに弾けるようになりたい」「次回までにこの部分を完成させたい」といった目標や希望を積極的に講師に伝えることで、自分に合ったレッスン内容を提案してもらえるため、学びの質がさらに向上します。
• 話すタイミングを工夫する
オンライン上での同時会話はコミュニケーション上のストレスを引き起こします。講師と話すタイミングが重なりがちな場合は、一呼吸置いてから話す習慣をつけるとスムーズです。また、事前に「質問があれば手を挙げて知らせる」や「チャット機能の活用」等のルールを講師と共有するのも効果的です。
• 練習の進捗を報告する
レッスンとレッスンの間にどのような練習をしたのか、成功したことや苦労したことを報告することで、次回の指導がより的確なものになります。講師は生徒の声を大切にしながら指導を行います。双方向のやり取りを意識し、レッスンを有意義な時間にしましょう。
2. 録画機能を活用して復習を徹底する
オンラインレッスンの録画機能は、学習内容の復習や自己分析に非常に役立つツールです。以下の活用法を取り入れて、練習の効率を高めましょう。
• 講師の演奏やアドバイスを見直す
レッスン中に講師が見本として弾いた演奏や指導内容を何度も見返すことで、ニュアンスや技術を正確に把握できます。特に、講師のアドバイスは一度で覚えきれないことも多いため、録画で復習することで理解が深まり、次の練習に役立ちます。
• 自分の演奏を客観的に評価する
録画した自分の演奏を後から見直すことで、リアルタイムでは気づかなかった弱点や癖を発見できます。「テンポがずれている」「表現が足りない」など、具体的な改善点を把握することで、効率的に練習が進みます。また、自分の成長を記録として振り返ることができ、モチベーションの向上にもつながります。
• 練習計画に組み込む
録画を見返す時間を練習計画に組み込むことで、習慣化することが大切です。すべてを見るのが難しい場合は、必要な箇所をピンポイントで確認しましょう。録画中に重要な部分をメモしておくと、効率的に復習が進められます。
録画機能は、オンラインレッスン特有の強力なツールです。これを活用することで、レッスン内容の定着と自己改善の精度が飛躍的に向上します。ぜひ日々の練習に取り入れてみてください!
3. スケジュールの柔軟性を活かして学びを継続する
オンラインレッスンは、場所や時間の制約を受けにくい学習方法です。この利点を活かして、スケジュールの調整を工夫することで、継続的な学びを実現しましょう。
• 無理のないペースで進める
忙しい方でも、自分のスケジュールに合わせてレッスン時間を設定できるのがオンラインレッスンの強みです。ライフスタイルに合わせたペースで進めることで、負担なく学びを続けられます。
• 短時間でも定期的に受講する
長時間のレッスンが難しい場合は、30分の短いレッスンを頻度を高めて受講するスタイルもおすすめです。定期的な受講が上達への近道です。
• 目標や希望を共有する出張や引っ越し中でも続けられる
インターネット環境さえあれば、旅行先や引っ越しの準備中でもレッスンを受けることが可能です。こうした柔軟性があることで、学びを中断することなく継続できます。
おわりに
オンラインレッスンには、対面にはない便利さや柔軟性があります。しかし、それを最大限活用するためには、環境を整え、目標を持ち、そしてレッスン内容をしっかり活用する工夫が必要です。
Nozaki Music Classでは、生徒一人ひとりのライフスタイルや目標に合わせた指導を行い、オンラインレッスンの特性を活かした学びを提供しています。これらのポイントを参考に、ぜひオンラインレッスンを活用して新たな可能性を見つけてみてください!