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【音大受験】社会人から音大を目指すのは可能?年齢の壁より大切なこと【前編】

こんにちは。『Nozaki Music Class』講師の野崎玲欧(のざきれお)です。

数ある音楽教室の中から当教室のサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。🎵

今回は、こんなご相談をご紹介します。

【質問】

社会人ですが、音楽大学への進学を本気で考えています。これまで本格的な音楽教育を受けたことがなく、ピアノも初心者レベルです。年齢的にも不安なのですが、今から目指すことはできるでしょうか?

ピアノや声楽、作曲など「音楽を本格的に学びたい」という思いは、年齢に関係なく多くの方が抱いています。特に近年では、大学が多様な入試制度を整えていることもあり、20代後半〜40代、さらには50代以上で音楽大学を目指す方も少なくありません。

結論から申し上げると──

はい、社会人からでも音楽大学は目指せます。

私自身、過去に30代や40代から音大受験にチャレンジし、合格された方を何人も見てきました。年齢よりも大切なのは「どれだけ本気か」「どう学ぶか」なのです。

音楽大学の門は、社会人にも開かれている

現在、多くの音楽大学では年齢制限を設けていません。また、以下のような社会人に配慮した制度も整備されつつあります:

社会人選抜(書類+面接+実技など)

長期履修制度(2年制の短大を3〜4年で履修)

副科ピアノ・楽典などの試験免除(専攻による)

たとえば、ピアノ以外を専攻したい方の中には「ピアノがまったく弾けないのに受験できるのか」と心配される方も多いですが、大学によっては副科ピアノを入学後の授業で補う制度があるところも。もちろん対策が必要な大学もありますが、「ゼロだから無理」ということはありません。

社会人が強みになることもある🎶

長年音楽に触れていなかった方でも、社会経験の中で培ったものは音楽に活かされます。たとえば:

継続力・集中力が高い

学ぶ目的が明確なので吸収が早い

表現に深みがある(人生経験が音楽に反映される)

また、学生時代には「何となく」で取り組んでいたことも、大人になると「必要だからやる」という姿勢に変わります。その違いは、レッスンや受験準備でも明確に現れます。

受験までに必要な準備とは?【後編につづく】

ただし、専門的な学習内容を含む音大受験には、計画的な準備が欠かせません。主専攻の実技だけでなく、楽典・ソルフェージュ・副科ピアノなど、独学では難しい科目もあります。

後編では、「社会人が音大合格までに取り組むべき準備」と「勉強と生活の両立法」について、さらに詳しくご紹介します。お楽しみに!

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【よくある疑問】やっぱりレッスンは必要?【後編】
【音大受験】社会人からでも音大に行ける?現実的な準備と両立のコツ【後編】