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【出張レッスン】音大入試の副科ピアノの選曲について【皆さんの疑問に答えます】

こんにちは。『Nozaki Music Class』講師の野崎玲欧(のざきれお)です。

数ある音楽教室の中から当教室のサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回は、私が過去に音楽大学の講習会で指導した際、実際にあった生徒さんからのご質問にお答えした内容を紹介いたします。

 

Q. 音大入試の副科ピアノの選曲に関してですが、地元の先生から「J.S.バッハの〇〇を弾いたらどう?」と言われていますが、どう思いますか?また、音階についても「調号無しの調(ハ長調やイ短調)だと味気ないから、調号2個以上のものを選びなさい」と言われていますが、その方が良いのでしょうか?

 

A. 副科ピアノの選曲について、まず「自由曲」は、受験者自身のレベルに合った曲を選ぶことが大切です。ピアノ歴が浅い方であれば、ソナチネの簡単な曲を選び、丁寧に弾き込む準備をすれば十分に評価されます。

また、「音階」に関しても、調号が無いハ長調やイ短調といったシンプルな調であっても、正確に演奏できれば問題ありません。無理に難しい調を選ぶ必要はなく、その分専攻実技に必要な練習や対策に力を注ぎ、全体の成績向上を目指すことが賢明です。

 

※当時こちらの音楽大学の試験課題曲は、自由曲(ソナタソナチネ程度)と音階(同一調号の長調短調を任意に選択)でした。

 

 

このような質問は非常に多く、同じ悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。音楽大学(音楽系の学部)によって副科ピアノの課題内容は異なりますが、自由曲や選択曲の選定においては、無理のない曲を選ぶことが最も重要です。今回の生徒さんも、ピアノ初級者であるにもかかわらずJ.S.バッハの高度な作品を勧められていたため、選曲についてアドバイスさせていただきました。

私が入試試験官として多くの受験生を見てきた中で、実力以上の選曲をしている方が多いことに驚かされました。音楽大学に入学後、副科ピアノのレッスンは1~2年程度の期間があり、そこでピアノ技術を磨く機会は十分にあります。今は、最も必要な科目に集中して取り組むことが重要であると考えます。

 

Nozaki Music Classでは、生徒一人ひとりの状況に合わせた指導計画を立て、音楽大学受験を全面的にサポートしています。あなたの夢の一歩を、一緒に踏み出してみませんか?

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